イベント「香りが奏でる斜陽のハプスブルク帝国 ~皇妃エリーザベトの想い出に寄せて~」開催しました
私が友人たちと主催している西洋史体験ユニット”クリオ・ルーデンス”の6回目のイベント「香りが奏でる斜陽のハプスブルク帝国 ~皇妃エリーザベトの想い出に寄せて~」を、2018年7月29日(日)に開催しました。
数日前から台風襲来の予告があり、心配されていましたが、当日は台風も過ぎ、朝には雨は残っていたものの急速に天気は回復。無事に実施することができました。
シシィと香り
今回は、私の学生時代の後輩で、歴史的な香りを探究しているカトリーヌ飛鳥さんをメインのゲストに、オーストリア皇妃エリーザベト(シシィ)と香りというテーマでイベントを行いました。カトリーヌさんは、アロマの資格をお持ちで、お話しをするだけでなく、歴史的な文献を調査してご自分でアロマの調香まで行う方。今回は、スミレの花の香りをベースに、シシィをイメージした香りも作っていらっしゃいました。
シシィの心に迫る!
イベントの後半トークは、シシィの心に迫るために、メンバーの美作静による彼女の自作の詩の朗読と、その詩に付けられた曲も楽しみつつ、レギュラーメンバーの白沢達生氏による当時の音楽の解説。
五感で楽しむイベント、飲食は?
お楽しみの軽食としては、今回はハプスブルク家御用達のウィーン菓子店デーメルから、シシィの夫フランツ=ヨーゼフ皇帝が好きだったというアンナトルテを選択。こちらは、完全注文生産品です。ヘーゼルナッツの香りが効いた、甘~いチョコレートケーキ。その甘さには、スタッフもお客さんも驚くほど!
飲み物は、19世紀にできたウィーンの高級スーパーブランド「ユリウス・マインル」ブランドのコーヒーと、ウィーンの紅茶「デンメア」のザッハーブレンド。後者は、20世紀後半の会社ですが、ザッハーブレンドはシシィも愛したホテル・ザッハーのカフェで提供されているものということで、シシィの世界を楽しむにはぴったりですね。今回は特に「五感を使って」楽しんでいただけたのではないかと思います。
因みに私自身は今回は登壇せず、宣伝や当日のお手伝い、撮影、お茶などといった裏方を担当していました。
Facebookページのアルバムができています。
当日の様子は、クリオ・ルーデンスのFacebookページにアルバムが作られています。サイトにアルバムの表示ができないため、こちらからご覧ください。このページで引用した写真は、全てこのアルバムからです。